前回、隣地境界線の見方や知識などについてお話しましたが、今回は隣地境界線の他にある敷地境界線や道路境界線ついてお話したいと思います。
境界線は隣地境界線だけでなく、敷地境界線や道路境界線と呼ばれるものも存在します。
敷地境界線とは、家を建てる際や増築時、ブロック塀の設置時などにどこまでが自分の土地か確認する際に使用します。
ただし、土地に直接線が引かれているものでもなく、土地によっては境界標や境界杭が打たれていることもあったり、塀や垣根が設置してあるだけで位置が曖昧になっている場合も多いのが現状です。場所がわかりにくくなっています。
そのため、
うちの土地の敷地境界線ってどこなのだろう?
敷地境界線って、そこまで気にする必要があるの?
と疑問を感じている方も多いと思います。
そもそも、隣地境界線と敷地境界線、道路境界線って何が違うの?と思う方も多いはずです。
敷地境界線とは、その名の通り敷地と敷地の境界線のことです。隣接地の種類に関わらず、敷地の外周を囲んだ線を指します。
道路境界線は、敷地に接する道路の境界部分のことをいいます。これは、道路と敷地の管理区域の境界であり、土地の基本概念として重要なものとなっています。
これらを踏まえて敷地境界線は「隣地境界線」と「道路境界線」を含めたものでもあるため、境界線の総称としても使用されます。
そのため、隣地境界線との違いは存在しません。
簡単に言えば、「敷地境界線の1つが隣地境界線」ということになります。
なので、隣地境界線の知識をお話した時と同様にちゃんと自宅の敷地境界線、隣地境界線、道路境界線全てきちんと把握しておかないとトラブルを招くことがあるということになります。なので、トラブルを招かないためにも、きちんと把握しておくことをオススメします。
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