内装解体の中でも、主に2つの種類があります。
原状回復工事とスケルトン工事の2つ。
前回、原状回復についてお話しさせていただいたので本日は、スケルトン工事についてお話したいと思います。
「スケルトン」には、もともと建物や船などの骨組み、躯体という意味があります。
スケルトン工事は床、天井、壁、配線、給排水管などの建物の設備を全て外す、もしくは建物を骨組だけの状態にする、の2つに分けられます。
スケルトンという名の通り、内装の一切が取り払われて骨組みだけの状態になるため、スケルトン工事と呼ばれています。
家の骨格だけを残したリフォームのことで、古い家が生活スタイルに合った形に生まれ変わることから、近年人気を集めています。
また、コンクリート打ちっ放しの状態なので、好んでお探しのかたもいらっしゃいます。
スケルトン工事のメリットとしては、オーナーの思い通りのデザイン・設計で店舗が作れることです。
部屋の間仕切りから設備・照明の配置はもちろん、天井・床や壁のデザインも全て一から構成することができます。
また、すべての設備を同時期に施工するため、不具合が起きた際の問い合わせに困ることもありません。
一方デメリットには、居ぬき工事と比較して時間も費用も倍以上かかることです。
施工期間はもちろん、一般的に打ち合わせ開始から完成までにかかる工期は、約3ヶ月~半年ほどかかるといわれています。
スケルトン工事の費用は、坪単価で3~5万円前後で、3万5千円が相場といわれています。飲食店や美容院など、撤去する設備が多い業態は廃棄物処理の分別に時間がかかるため、費用が高くなる傾向にあります。
では、スケルトンリフォームをするのに適した方はどのような方なのか。
①自宅が古く、建物全体の老朽化が著しい
②間取りを変更したい
③耐火性能や耐震性能など、家の性能そのものに不安がある
となります。
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代表取締役 村山友亮